メドウズのフェアートレードハンドメイドインセンスが製造されているMCC社について

■  男尊女卑がいまだに激しいインド
一般的にインドでは学校卒業後16歳になると女性は企業で働き始めます。義務教育を受けてるとはいえ、一部の地域や学校では質の高い教育が行われておらず、現地語のタミル語は使用できても公用語の英語を習得することはできません。そのため、経済発展を遂げつつあるインド内で格差が進行し、厳しい労働条件で就労している女性が多くみられます。

大家族が主流のインドでは厳しい住環境に多くの人が住み、未婚の女性の地位は高くありません。それは、結婚をするときに大きな支度金を用意しなければならずその支度金が家族の大きな負担になるからです。時には養子に出されたり、家政婦にさせられることもあります。



■ 400人の女性に働く喜びを提供するMCC
MCC(Mother's Commerce Company)はインド南部ポンディシェリ連邦直轄領にあり、オランダ、ドイツのNGO法人によって設立されたインセンス製造会社です。400人の従業員がおりその95%が女性が占めています。MCCは作業を通じてインドで苦しい立場に置かれている女性の地位向上と自立を目指しており、適正な賃金(フェアートレード運動)とともに、就労の大切さや楽しみをインド全体に広げる活動もしています。


■ 女性の地位向上と独立を支えるもう一つの制度
MCCでは社内預金制度を導入しています。従業員は賃金の10%を社内預金すると、MCCが同額補助します。この預金は退職するときもしくは従業員の大切な時にしか引き出すことができません。たいていの従業員はこの預金を結婚時の支度金として使用します。MCCではこの支度金制度に賛成ではありませんが、社会の現実であるため従業員が困ることのないようこの社会預金制度を導入しています。通常インドでは、17歳から18歳で結婚をしますが、MCCで働く女性の多くは23歳前後で結婚します。過去、結婚をすると退職をする従業員が一般的でしたが、最近では結婚後も働き続ける女性が増えており社会が変わりつつあると感じています。女性が結婚後も働くことをインドでは嫌います。なぜなら、男性が十分な稼ぎがないとみなされ、男性の尊厳が傷つけられたと外部に思われるからです。しかし、女性が十分な収入を得るようになり、男性に対して正当に意見が表明できるようになることは女性の家庭内、社会での地位向上に大きく寄与すると確信しています。



■ 従業員の夢の実現のために
MCCで働く女性の多くは「自転車購入プログラム」にも参加します。これは、MCCが自転車を格安で仕入、この自転車購入に必要なお金を無利子で会社が貸し出し、12回もしくは24回で返済をするものです。インドの若い女性にとって自転車は自由と独立のシンボルであり、女性の地位向上には欠かせないものです。


このようにMCC社ではフェアートレード運動を通じて女性の地位向上、独立を応援しており、メドウズのハンドメイドインセンス1本1本が従業員の皆さんの明るい未来に繋がっています。